第76話 あり余すぎる時間!外出して頭も洗ってさっぱりしたで!怪我して感じた歩きスマホの恐怖!

とりあえず手術も落ち着き、病院生活も慣れてきた。

しかしながらやはり手術痕が痛む、、、非常に痛む!

特に眠る時に縫合したであろう部分が、物凄く突っ張る。

 

たまにバチンっという衝撃の後、ギターの弦がビーンと震えるような感覚がある。

 

『まさか肩の中で色々ちぎれてんじゃねーのか!』

 

不安になるが、眠りについて朝に目を覚ますと特段痛いわけでもなく、、、。

痛みを気にしすぎているだけなのだ。

 

俺の場合は、特に首元から右鎖骨下の胸に鈍い痛みが出現したが、これも手術した部分を中心に痛みが神経を伝い放散しているだけで『まさか、このタイミングで肺炎!?いや、肺癌!?』っとビクビクするのは無駄なのだ。

でも最近ついてないからな、、、。

 

そんな中、一昨日の月曜日、苗子が休みの日に気分転換に誘ってくれて、病院に外出届けを出してみると難なく受理。

 

家に帰ると先ずは風呂やで!!

 

とにかく臭い!!

手術の傷が塞がってない上、右腕を動かせないので、2日ほど風呂に入れず非常に気持ち悪かったのだ!

しかし右腕の装具は決して外してはならないと念を押されていたし、実際ビビって外す気も無かったので脚と頭だけ洗う事に。

 

有難い事に苗子の仕事は看護師。

患者さんの身の回りの世話はお手の物やったで!

 

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オムツを頭の下に引いて百均で購入したノズルをペットボトルに装着してサッサと頭を洗ってくれるではないか。

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そしてオムツを頭の下に引くと言えば抵抗もあるかもしれないが、吸収力が半端ではないのだ!

なんと4リットル前後の水分を吸収し切ったのだ!

実際怪我して風呂に入らないと『頭にオムツなんて』と言ってる場合ではない。

頭が綺麗になるのなら被れと言われれば迷わず被るし、食えと言われれば残さず食う!

とにかくありがたいのだ!

 

やり方も非常に簡単で、衣服が濡れないようにタオルを首元に引いて後は頭にオムツを引くだけ。

風呂場に入る事すらなくシャンプーで頭を綺麗さっぱりしてくれたぜ!

ありがとうやで!

 

このかずやん、数日風呂に入れない状態が続くと一番洗いたくなるのは髪の毛。

汗かきなので毛がベトベトして気持ち悪いし、頭髪は人目に付く場所なので、外出も億劫になる。

 

身体はタオルなどでサッサと拭けばそこまで不快感はないんやが、、、頭を洗えないのは非常に気持ち悪い!

 

怪我や術後で頭洗えない人は是非オススメします!

 

 

さっぱりして、苗子とその後近くのショッピングモールで買い物した時の事、、、。

 

 

怪我をして痛い腕を庇いながら外出して思ったのが普段なら

 

『、、、ッチ、前見ろよカスが』っと思うくらいの歩きスマホが、まるで腹に点火したダイナマイトを巻いて『おんどりゃ〜!伯父貴の仇じゃ〜〜〜!』っと自分に突撃してくる若き鉄砲玉と大差ないではないかッッッ!!

 

怖えぇ!

 

 

自転車スマホに至っては、超低空飛行のF-22ラプターが、わざわざ自分に目標を定めて音速を超えた速さで向かってくる事に似る。

 

その上、今の俺は蹴躓いた衝撃程度で肩に激痛が走り、一撃必殺ろされるスペランカー状態。

 

すれ違いざまに、心の中で『南無三ッッッ!!』

 

っと叫ぶのが精一杯なのだ。

 

だとすると、同じく素早く動けない妊婦さんなどは今の世の中、戦闘機がトップスピードで超低空を飛行している中を外出しているようなものなのだ!

冗談と言いたいが、冗談ではないのだ。シャレにならないのだ。

 

ついでに言うけど、街中で自転車の手放し運転でドヤってる奴、特に凄くもなんともないからやめろ。

さらにこないだ手放し運転でイヤホンしながらスマホ弄ってるやつもおったけど、最早兵器やぞあんなもん。

 

 

術後の為、俺は貧弱なスペランカーとなり、スマ歩連中に対する『頼むから前見てくれよ!』との思い、、、ではなく実感!

 

頭で『歩きスマホやめろ』と思うのと、実感として『歩きスマホが怖い』と思うのは確実に違うで!

 

40キロから100キロくらいの塊が時速3キロでぶつかってくる衝撃は想像より大きい。

 

よく歩きスマホする人は、近くにいる人同士で普通に歩くペースで一回わざとぶつかってみる事をオススメする。(自己責任)

もちろん目隠しをして時速3キロ〜4キロで衝突するのだ。

当たるのがわかってぶつかれば、すぐさま体勢を整える姿勢反射や衝撃に備える筋性防御と言うモノが人間には備わっているので、不意打ちでなければなんの意味もないで!

 

それでも大した事ないというのなら、そんなヤツはその50倍から100倍の重さの車を、10倍から30倍のスピードでぶつけてやると、いい効果が得られる事が予想される。

 

色々大そうな例え話しをしたが、万一『ながらスマホ』で亡くなってしまえば、それは対象物が人間やろうが車やろうが自転車やろうが戦闘機やろうが亡くなってしまった方からしたら同じ事。

悪いことは言わん、止まりスマホにしなさい。

 

加害者予備軍は自分がどれだけ恐ろしい事をしているのかもっともっと理解した方がいい。

ここで重要なのは、理解というのはぶつける側の注意より、ぶつかられる側の恐怖の理解やで!

 

俺は今回でよく分かったぜ!そして一つ勉強出来たなと満足していた矢先、俺にガツンとぶつかってきたバカがいた!

 

『い、痛い!誰や!!』

振り返るとそこには驚くべき人物がッッッ!

 

 

お、お前は、、、

 

 

 

 

苗子ッッッ!!

 

 

第一声の謝罪を期待するも苗子は『ちゃんと歩けや!』と吐き捨てる。

 

身近に潜む恐怖、、、四面楚歌、、、敵の敵も敵なのだ!!

 

 

 

、、、そんな感じで普段あまり考えないような事を考える時間が得られる。

これやから入院はやめられん!

 

でも周りに迷惑かけるのもこりごりやで、、、。

早く退院できるように頑張るでー!