第24話 超絶カテーテル!

いよいよ診断結果当日。

嫁も同席してくれた。

 

先生がアトラス(解剖書)片手にまず心臓の基礎から分かりやすく解説してくれる。

そして24時間ホルター心電図中に、俺が胸の異常を感じてメモに書き留めた時間と、ホルターが異常を感知した時間が一致している事を説明して頂いた。他にも心臓に負荷をかけた検査にも若干の異常を認めたと。

先生は診断結果を言い放った。

 

先生『かずやんさん、恐らく狭心症です。』
 

かずやん『あぁ、、やっぱり、、、』

なんやかんやでショックやった。

 

 
 
しかしそのショックを上回るホレみたことかっっっ!!!
どいつもこいつも適当な診断しやがって!!
やっぱ狭心症じゃねーか!手こずらせやがって!!!やったぞーーー!!晴れて今日から狭心症やー!!
 

マジでこれくらいは思いました。
そう、バカなんですねきっと。
 

 

先生は説明を進め、『投薬で様子を見る前に、一度カテーテル検査をして、薬で心臓にあえて負荷を与え狭心症発作を起こし、その状態を確実に把握してから今後の治療方針を決めては如何ですか?まだお若いので、家族を支える大黒柱として自分の事を知っておくのは大事な事だと思いますが、、、』

ウム、それは仰る通りと、俺はカテーテル検査を受ける事にし、キチンと狭心症と確定診断がついてから投薬にて治療をしていくプランに賛成した。

 

俺は『運動誘発性冠攣縮性狭心症の疑いでカテーテル検査実施する事となった。

 

詳しく説明すると、運動で誘発される冠攣縮狭心症(UUK)ということだ。

 

 

そしてそれは予想を遥かに超える結果となり俺に突き刺さる事となった。

 

カテーテル検査までの二週間は気持ち的には落ち着いていた。
とりあえず着地点が見えたので、あとはこの病とどう向き合っていくか。
幸い年齢も若いし、そこまでひどい状態ではなく投薬で今まで通り過ごせるだろうとの事なので、まぁええかと楽観的。
 

 

嫁は看護師という事もあって、大変心強かった。
カテーテルで不安な事を質問したら大体は『大丈夫や、先生に任せといたらええねん』と若干面倒臭そうに答えてくれた。
こういう時に変にしっかり説明されたら逆に怖くなる俺の性格を見抜いてか、はたまたホンマに面倒臭かったのかはわからないが、、、とにかく検査まではあまり深く考えずリラックスして過ごす事に。
 

愛犬のカラアゲムーや

 

オトシンクルスのオトちゃん。

 

動物と触れ合うのが一番落ち着くで!

 

そんなこんなで、事前の用意もあるので検査2日前に入院。

 

 

人生二度目の入院、、、一度目は顔面麻痺やったな、、、
こんな形でまた入院になるとは、、、健康って大事やな。
元々旅行とかスポーツ、アウトドアが好きなのでこの数ヶ月間のまともに動けない状態は本当に苦痛やで!

 

これで原因も特定の出来そうで、今後は投薬しながらやけど、スポーツもできると聞いている。
カテーテル検査はどんなもんかよく分からないから、不安はある、、、でも乗り越えればそれで終わり!覚悟決めるでー!俺なら楽勝やー!!
 

 

、、、そしてカテーテル当日。

 
 
 
 
とにかく恐ろしい!!
 

 

俺はやってしまった。
本番前日に心臓カテーテル検査をネットで検索するという愚行を犯したのだ!!


手首の脈取る太い血管に穴開けて??
空いた穴から心臓までワイヤーを送り込んで??
0.1〜0.3パーセントの確率で血栓が飛んだりの後遺症??
 

 

っっざけんな!!
 

 

 0.1〜0.3%ってまぁまぁよ!?
1000人から3000人に一人ってまぁまぁよ!?
 

 

問答無用でベッドに寝かされドラマで見たような光景が繰り広げられる。

 

 

メイン先生『これよりかずやんさんに冠攣縮性狭心症の疑いがあるためカテーテル検査を行います!よろしくお願いします!』

 

助手先生一同+僕『よろしくお願いします!』

 

精一杯や、、、助手先生に混じるのが精一杯やで、、、。

 

 

消毒液を大量に右の手首に塗られ麻酔が打たれる、、、。
普段なら恐らくどうという事はない注射だが、緊張と恐怖で
 

ぐ、、、ぐぅーん、、、

 


と酒灼けした変なチワワのような声が漏れる。

そして先生が一言

『はい、今から手首グリグリされますねー』

 

 

手首『グリグリーーーー!!』
 

 

知らなかった。手首って激痛で叫ぶんや、、、

 

 

そしてゴソゴソと右の手首から脇の下にかけて、身体内部から伝わる得体の知れない異物が移動する感覚、、、

 

時間にして60分。

 

何回死を覚悟したか、、、

カテーテル検査など、1日に何人の人が受けているのかサッパリ分からないが、少なくとも俺には何かの手違いだったり、お医者様すら予期せぬ出来事でポックリ逝ってしまうんじゃないかと、、、本当に本当に怖かった。

 

そしてモニターを見ながらメイン先生が一言、、、

結論から言うと、かずやんさん、、、狭心症ですね。
 

 

あぁ、ついに診断された。
長かったが、その分受け入れる準備もできた。
あとは治療に専念して、、、
 

とか考える間も無く

 

ズルズルズル!!

 

っと身体からカテーテルが引っ張り出される感覚が!!!

 

ハゥ!! 

 

っと声が出ると同時に、『この検査二度と受けたくない。受けるくらいならもう胸の痛みは放置でいい、、、』そう思えるような少なくとも僕にとっては嫌な検査でした。

 

また詳しい結果は後ほど報告するとの事。

 

それに俺自身結果どころではなく、術後にあまりの恐怖と緊張で血圧が78-40まで下がり、無様にも失神寸前まで追い込まれたのだ。


遠のく意識の中で『くそが、、、なんで、、、なんで俺がこんな目に、、、他のやつがなればいいのに!!そう思うと悔しいやら、腹が立つやら!
 

 腹いせに『イヤキチの一つバチ当たらんやろ!』と手術室前で待機してくれている嫁を少しビビらせてやろうと思いつき、俺は半開きの白目とクチで死んだふりして担ぎ出されてみた。

 ふふ、、、我ながら性格の悪いこと!

さぁ慌てふためけ!

 

 

撮っとらんと慌てふためけや!!!

 

 

 

とにかく無事?にカテーテル検査を終え、先生の説明が始まる。

 

 

先生『かずやんさん、このままじゃ死にますよ』
 

 

かずやん『なに!?』
 

 

 

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